委託をした人が持っている財産を対象となる受託者へと託して、受益者のためにスムーズなお金の管理及び処分をするのが家族信託です。トラブルが起きやすいのも金銭関連、ですが役割をあらかじめ決めますのでそれらの回避をする事ができます。役割と言うのは委託者と受託者、それに受益者の3種類です。オーナーとなるのは委託者でありお金などを持っている人のこと、財産管理を家族へとお願いをする立場にあります。処分の手段や財産管理に関して、細かく決めておくことができるのも委託者です。財産管理や処分を依頼されるのは受託者、義務も課されることになります。分別管理義務と忠実義務、それに善管注意義務などがあります。信託財産での利益で受益権を持つのは受益者であり、後継ぎ遺贈型の益者連続信託設定も可能です。