司法書士が認定考査に合格すると、簡易裁判所の代理権を取得することができるようです。手順としては100時間ほどの簡裁訴訟代理権特別研修を受講し認定考査に合格する必要があるようです。簡裁訴訟代理権特別研修では、講義、模擬裁判、法廷傍聴、グループディスカッションなどが行われているようです。研修という名がつけられていても、原則として遅刻や欠席は認められていないようなのです。簡易裁判所の代理人の資格を得ることは、かなりハードルの高い研修とも言えそうです。簡裁訴訟代理権特別研修を無事完了すると、いよいよ認定考査の受験資格が得られるようですが、認定考査の合格率はそれほど低くないようなのです。それでも落ちてしまう人がいるようですので、用心のうえ受験に挑みたいものです。